Javaの予約語一覧

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予約語とは

予約語とは Java であらかじめ用途が決めらた単語のことです。


予約語は変数名やクラス名などの識別子として使用することができません。


コーディングするときには使用しないように注意しましょう。

予約語一覧

予約語について軽く知っておくだけでもコーディング時の命名に役立ちます。

以下に予約語をアルファベット順に一覧にしました。

予約語概要
abstract修飾子。抽象クラスと抽象メソッドで使用します。
assertアサーション。プログラムの動作検証(アサーション)に使用します。
booleanデータ型。真偽(true/false)を表す型です。
break処理を中断させる命令で制御文で使用します。
byteデータ型。-128~127の整数。8ビット符号付き整数の型です。
case制御文(switch文)の条件で使用します。
catch例外処理で使用(try-catch-finally)で使用します。
charデータ型。文字。16ビットUnicode規格文字の型です。
classクラス宣言で使用します。
constJavaでは使用されていないですが、予約語となっています。
continue制御文で使用します。以降の処理をスキップして処理を継続させる命令です。
default制御文(switch文)で使用します。
do繰り返し処理で使用(do-while)で使用します。
doubleデータ型。64ビット倍精度浮動小数点の型です。
else条件式で使用(if-else)します。
enum複数の定数を列挙型で保持します。
extends継承するクラスを指定し、親クラスを継承します。
finalクラス、メソッド、変数宣言に使用する修飾子です。
クラスの継承不可、メソッドのオーバーライド不可の定数となります。
finally例外処理で使用(try-catch-finally)で使用します。
floatデータ型。32ビット単精度浮動小数点の型です。
for制御文(for文)で使用します。
if制御文(if文)で使用します。
gotoJavaでは使用されていないですが、予約語となっています。
implementsクラスのインターフェース実装で使用します。
importクラスのインポートで使用します。
instanceofオブジェクトのクラス判定を行う演算子です。
インスタンスの型を調べます。
intデータ型。整数。32ビット整数の型です。
interfaceインターフェースの宣言で使用します。
longデータ型。整数。64ビット整数の型です。
native修飾子。Java以外の言語で記述されたメソッドを示します。
newクラスからインスタンスを生成に使用する演算子です。
packageJavaクラスの集まりをまとめたもので、パッケージを指定します。
privateアクセス修飾子です。
protectedアクセス修飾子です。
publicアクセス修飾子です。
returnメソッドの終了を示し、戻り値を返します。
shortデータ型。整数。16ビット整数の型です。
static静的なメソッドや変数を指定する修飾子です。
strictfp浮動小数点をIEEE754規格で処理するための修飾子です。
superサブクラスからスーパークラスを参照する際に使用し、
親のインスタンスを指します。
switch制御文(switch文)で使用します。
synchronizedスレッドの排他制御を行う場合に使用する修飾子です。
this同じクラスのメソッドや変数を参照する場合に使用し、現在のインスタンスを指します。
throw例外を発生させる場合に使用します。
throws例外処理で使用します。呼び出し元のメソッドに例外処理を委任する場合に使用します。
transient修飾子。オブジェクトをシリアライズ対象外とします。
try例外処理で使用(try-catch-finally)で使用します。
void値を返さない型で、メソッドの戻り値なしになります。
volatile修飾子。共有メモリと各スレッドの変数の値を一致させます。フィールドの値をキャッシュしません。
while繰り返し処理で使用(do-while) で使用します。
_アンダースコアです。
表示順はアルファベット順

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