HTTPメソッドとは、「クライアントがサーバーにしてほしいことを依頼するための手段」となります。
HEAD
リソースのヘッダ(メタデータ)を取得します。
HTTPヘッダの情報のみを取得するHTTPメソッドです。
データの更新日時やデータのサイズのみを取得したい場合に利用します。
GET
リソース情報を取得します。
HTMLファイルや画像といったデータを取得する場合に利用します。
Webサイト閲覧時において使用する頻度が高いです。
POST
新しいリソース情報を送り込みます。
フォームに入力したパスワードといったデータを転送する場合に利用します。
PUT
リソース情報を新しい情報で置き換えます。
データ(ファイル)をアップロードする場合に利用します。
Webサーバ上のファイルを置き換えることができるため、利用できないように制限されている場合が多いです。
DELETE
リソース情報を削除します。
指定されたデータ(ファイル)を削除する場合に利用します。
PUTメソッド同様に利用できないように制限されている場合が多いです。
CONNECT
Webサーバに接続するまでに別のサーバを中継する場合に利用します。
プロキシ動作のトンネル接続への変更です。
CONNECTメソッドを悪用した攻撃があるため、利用を制限されている場合が多いです。
OPTIONS
利用できるHTTPメソッドを問い合わせる場合に利用します。
PUTやDELETEメソッドのように利用を制限されているHTTPメソッドがあるため、事前に機能を確認する場合に利用されます。
TRACE
WebブラウザとWebサーバの経路をチェックする場合に利用します。
TRACEメソッドを悪用した攻撃があるため、利用を制限されている場合が多いです。
ポイント
サーバーによっては制限されているメソッドもありますが、「HEAD」メソッドと「GET」メソッドは必須となります。
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