「よし!今日からプログラミング勉強するぞ!」
そう意気込んだ私が最初に出会ったのは、エラーエラーエラー……
そしてまたエラー。
「え、何この赤い文字。私に何を訴えかけているの?」
「同じように打ったのに、なぜ動かないのだ!」
気づけば、保存したファイルの行方も分からず、パソコンの前でお菓子を食べながら放心していたあの夜。
そんな私でも、今ではコードを書いてわくわくする日がやってきました!
挫折を繰り返しながらも、ちょっとずつ「楽しい!」に変わってきたんです。
この記事では、プログラミング初心者が楽しく学び続けるために実際に私が「これは効いた!」と思った3つの方法をご紹介します。
実はほんの少し見方を変えるだけで、「学習=つらい」から「学習=ちょっと楽しい!」に変わるんです。
はじめに:挫折の沼から抜け出そう!プログラミングって、実はけっこう楽しい
「プログラミング、始めてみたいなぁ」 そう思ったある日。
パソコンを開いて、環境構築をしようとしたら……
画面には見慣れない呪文のような単語がずらり。
エラーが出るたびに検索しては、「え、Stack Overflow…?あれ、なんで英語……?」とページを閉じる。
気づけば、気合を入れて準備したお気に入りのおやつだけが減っている。 あるあるですよね。
でも、ここでお伝えしたいのは、そんなあなたこそ、むしろ伸びしろしかないわということ。
誰だって最初はコピペとエラーの往復です。
むしろ最初から完璧にできる人なんて、ちょっと怖い。
私自身、何度も何度も挫折の沼に片足どころか全身ダイブしてきましたが、 「動いた!」という小さな喜びのおかげで、ここまで続けてこられました。
この記事では、そんな私がたどり着いた “楽しく学ぶための3つのコツ” をシェアします。
完璧じゃなくて大丈夫。
あなたの「できた!」を積み重ねていきましょう。 ほんのちょっとの工夫で、プログラミングがぐっと身近に、そしてちょっと好きになれるかもしれません!
第1章:Hello Worldから世界が変わる!?最初の1行がすべての始まり
「プログラミングはHello Worldから始まる」
これはもう、開発者界の合言葉のようなものです。
画面に「Hello World」と表示するだけ。たったそれだけのコードなのに、初めて動かしたときのあの感動、覚えていますか?
——そう、「あれ?わたし今、コンピューターにしゃべらせた?」みたいな、不思議な高揚感です。
「動いた!」は魔法の一言
最初から完璧なコードなんて書けなくても大丈夫。
むしろ、“動いたこと”そのものが、最初のミラクルです。
それは、ただの文字列じゃなくて、「あなたがプログラミングという世界に足を踏み入れた証」。
まさに、世界を変える1行目です。
ミニ達成感のススメ:書き換え遊びをしてみよう
Hello Worldを書いたら、ちょこっと遊んでみましょう。
print("Hello, World!")
これを、
print("こんにちは、Python!")
に変えてみたら……? 画面が、ちゃんと返事をしてくれるような気がしませんか?
この「ちょっと書き換えて動かしてみる」だけで、プログラミングは一気に楽しくなります。
- 好きなドラマのセリフを出してみる
- 名前を表示して自己紹介アプリっぽくする
- 絵文字を入れてみる(例:print(“🐶 わんわん!”))
小さなコードでも、確かに“自分で動かせた”という手応えが得られるんです。
さらに楽しく:遊び感覚でつくれる超シンプルアプリ
「Hello World」に続くおすすめ練習は、じゃんけんアプリやサイコロアプリ。
たとえばPythonなら random.randint() を使えば簡単にできますし、VBAやJavaでも短いコードで実現可能です。
- 今日の運勢(ランダムに占い結果を表示)
- サイコロを振る(1〜6の数字をランダム表示)
- ランダム一言ジェネレーター(「今日も頑張って!」「ちょっと休もう」など)
こうした“遊び要素のあるコード”は、動くと嬉しいし、誰かに見せたくなる。
それが、次のモチベーションにつながります。
まとめ:最初の1行が、あなたの未来をつくる
プログラミングの入り口は、たった1行のコードから始まります。
「Hello World」はただの文字ではなく、“この世界は自分で動かせる”と気づくきっかけ。
まずは小さな「できた!」を1つ味わってみましょう。
その1行が、未来のあなたの第一歩になるかもしれません(^^)!
第2章:勉強なんてつまらない?それならゲームにしてしまおう!
「プログラミング学習?うーん、眠くなりそう…」 そんなあなたに朗報です。
最近のプログラミング学習は、教科書をにらむだけじゃないんです。
むしろ、気がついたらレベルアップしてた!
みたいな“ゲーム感覚”で学べる方法が、今や主流になりつつあります。
もう黙々とコードを写経する時代ではありません。
では、いざゲーム風学習をやってみましょう!
Progate:学習のはじまりは、レベル1の冒険者
初心者界隈ではもはや超定番。
日本発のプログラミング学習サービス「Progate」。
スライド+実践スタイルで、まるでRPGのチュートリアルのように学べます。
- レベル制で達成感あり(気づくとLv.7!)
- ひとつのレッスンがサクッと短いから、すき間時間に◎
- 見た目がかわいい(ここ重要)
初めて触れるHTML/CSSやJavaScriptでも、ゲームみたいに「次、次…」と進めたくなります。
私はProgateの沼にハマって「プログラミングをこれからずっともやりたい!」と思いエンジニアになりました。
良いきっかけを与えてくれたProgateに感謝です。

CodeCombat:あなたの武器は“コード”です
もしあなたが「剣と魔法とコードの世界」に胸がときめくタイプなら、「CodeCombat」は天職です。
JavaScriptやPythonで魔法を発動しながら、ダンジョンを攻略していきます。
つまり、自分の書いたコードがそのままゲームの行動になるんです!
例:「敵を発見したら → 近づいて → 攻撃せよ!」
めちゃくちゃプログラミングっぽいけど、めちゃくちゃ楽しい。
“勉強している感”がほぼゼロなのに、ループや条件分岐が自然と身につくの、最高ですね。

Codingame:ガチゲーマー×エンジニアの融合体へ
「ちょっと手応えが欲しい…」という方には、ゲームAIをコードで動かす「Codingame」もおすすめ。
あなたのコードがキャラの“判断力”になるので、少しずつ調整して勝率を上げていく面白さがあります。
「なんか強くなってる……!」を、コードで実感できる瞬間は、ちょっと感動モノです。

なぜ“楽しい”は“続けられる”につながるのか?
エラーが出ても「やり直せばいいや」と思える
遊びながら自然と構文が頭に入る
「次のステージ行きたい!」がモチベーションになる
つまり、人間って「勉強しなきゃ」だと続かないけど、「ちょっとやりたい」ことなら、自然と手が伸びるんですよね。
楽しいものは、強い。これは万国共通の真理です。
まとめ:今日からあなたも“冒険者(プログラマー)”です
難しい理論をじっくり理解するのも大切だけど、 最初は「ゲームで遊んでたら、なぜかコード書けてた」くらいがちょうどいいかもしれません。
ぜひ気になるサービスに登録して、今日からレベル1の冒険を始めてみてください。
あなたの「楽しさ」は、最高の先生になります!
第3章:あなたはどのタイプ?学習スタイル診断で迷子から脱出!
プログラミング初心者の多くが、一度は思います。
「え、私のやり方、合ってる……?」
でも大丈夫。人には人の、学びのペースとクセがあるものです。
ここでは、“4つのタイプ別診断”で、あなたの学習スタイルを楽しく見つけていきましょう!
タイプ①:とりあえず動かしたい“実験魔”タイプ
- 「読むより先に動かしたい!型にはまるの、なんかムズムズする」
- チュートリアルは斜め読み。まずはコードを書く → 試す → 壊す → 直す!
- 「動けば正義」が座右の銘。
おすすめ学習法
- Progateのレッスンをガンガン進めてみる
- YouTubeの「写経」動画を倍速で再生&同時に手を動かす
- 自分でミニゲームや便利ツールを“見よう見まね”でつくってみる
一言アドバイス:「失敗を恐れない」はこのタイプの最大の武器。ただし、ファイルの上書きミスにはご注意を!
タイプ②:まずは理屈を知りたい“納得派”タイプ
- 「なぜそうなるのかを理解してからじゃないと落ち着かない」
- ドキュメントや本が大好き。関数の引数まで気になる。
- 想像以上に几帳面で、コードにも性格が出がち。
おすすめ学習法
- 書籍(『スッキリわかる』シリーズ など)
- Udemyなどの体系的な講座をじっくり受講
- QiitaやZennで記事を読みながら手書きメモ
一言アドバイス:「理屈先行で手が止まる」こともあるので、ときどき“あえて動かす日”もつくってみましょう!
タイプ③:聞く・見るが命の“ながら族”タイプ
- 「動画を見ながらが一番覚えられる気がする」
- 手を動かすのが億劫な日も、YouTubeを流して“気づけば学習”状態に。
- 勉強のおともはカフェオレとお気に入りのBGM。
おすすめ学習法
- YouTube講座(ドットインストール、わかばちゃんチャンネルなど)
- ポッドキャストで「エンジニア雑談」を聞いて雰囲気に慣れる
- Scrimbaなどの「観て書ける」動画系サービス
一言アドバイス:ただの“流し見”にならないように、1回でひとつの「できた」を目指してみよう!
タイプ④:まとめて整理したい“記録職人”タイプ
- 「とにかくノートに書かないと落ち着かない」
- ExcelやNotionに学習ログを残すのが至福のとき。
- 学んだことを発信すると喜び倍増。
おすすめ学習法
- 自分だけの“学習まとめノート”づくり(紙でもデジタルでも)
- Qiitaやブログでアウトプットする習慣化
- SNSで“今日の学び”をつぶやいて仲間を見つける
一言アドバイス:「まとめたい」気持ちは素晴らしいけど、内容に追いつかれて挫折しがちなので、ハードルはあえて低く!
まとめ:自分に合ったやり方が、いちばん続けやすい!
あなたはどのタイプに近かったですか?
「正解のやり方」なんて実はなくて、“楽しいと思える方法”こそがあなたにとってベストな学び方なんです。
そして、人のスタイルは時間とともに変わっていきます。
「あなたらしい学び方」で、コツコツ続けていきましょう!
ちなみに、私は初心者の頃はタイプ②の”納得派”タイプだったのですが、今ではタイプ④の”記録職人”タイプになりました。
まとめ:最初の3歩が、きっと未来を変える
プログラミングの世界は、最初の一歩がとにかく不安です。
知らない言葉、見慣れない画面、赤く怒るエラーたち……
まるで異国の地に一人で迷い込んだかのようです。
でも、大丈夫。みんな、最初は「Hello World」からのスタートなんです。
この記事では、そんな“はじめの不安”を乗り越えるために
① 小さく成功してみる
② 楽しく学べるツールを使ってみる
③ 自分に合う学び方を見つけてみる
という3つのコツを紹介してきました。
どれも特別な才能やすごい準備はいりません。
必要なのは、ほんの少しの好奇心と、「やってみようかな」と思える気持ちだけです。
最初の3歩が踏み出せたら、景色は少しずつ変わっていきます。
その一歩一歩が、あなたの未来をきっと形づくってくれるはずです。

完璧じゃなくて大丈夫。毎日じゃなくても大丈夫。 あなたのペースで、あなたらしく、プログラミングの“たのしい”を集めていきましょう。応援しています!
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